Vol . 70

ちば かおる      
千葉 かおる 様

 日本一多忙な主婦の異名を持つ千葉さんは、先月号の右色さんからご紹介いただきました。
四国の宇和島市で3人の兄姉を持つ末っ子として生まれ、父上の可愛がりようは天下一品、小6までお風呂は一緒、高校では雨の日に校門まで迎えにいらしていたそうです。海山を駆け巡る野生児で、頭でっかちでゴボウのように細く真っ黒、目と歯と足裏だけが白く、当時の愛称はなんと「かぼちゃん」!?
 栄養士を目指し徳島に行こうとしたところ、心配のあまり父上は「狭心症」になってしまったほど。代わって就職した区役所では登山に熱中。山男との結婚を夢見、給料は山道具に消えていきました。一方、縁談は雪崩のように次々持ち込まれ、ことごとく断っていたそうです。24歳のときに現ご主人にバス停でナンパされたもののお断り!懲りずに再アタックされた時、この人と一緒になるかもしれないという予感が走って約2ヶ月後にご結婚。でも、周りには大反対され、特に父上はしばらく口をきいてくれなかったそうです。以来、ずっとお互いの愛情は変わらないとおっしゃる千葉さんご夫妻は、今年で結婚25周年。ポルトガルの民俗歌謡「ファド」が大好きな妻のために、ご主人はポルトガル旅行を計画しておいでです。
 かおるさんは、自宅でかつてクッキング教室を開かれていたほどの料理上手、現在は青果物販売の会社で忙しい毎日を送る傍ら、ミャンマー上座部仏教に得度した日本人僧侶「セアロ」の活動をご夫妻で支援しておられます。かおるさんの好きなセアロの言葉「一人ひとりが、自分を愛することがわかれば世界は平和になる」――私もそう思います。


 
 


 
 
 

 

 

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