August 2006

たまにはデコレーションケーキ

たまにはデコレーションケーキ

唐突ですが、「たまねぎ」。「玉ねぎのケーキ」って作らないの?と尋ねられました。ケーキといってまず結びつく甘いお菓子の材料に玉ねぎ・・・、これが食指の動く味になるとは到底考えられないので論外。ドイツでは「ツヴィーベル(=玉ねぎ)クーヘン(=ケーキ) 」と呼ばれるものがありこれは、よくお店で軽食にと供されている「キッシュクーヘン」に似たもののようです。それでよければ、今度お作りしますぞ。ただし、玉ねぎをたっぷり使う料理、とりわけミジン切りが必要な時に困るのは、サメザメと泣いてしまうことです。これは、玉ねぎに含まれる成分アリシンに揮発性があるため、どんどん気化して目の粘膜を刺激、それが涙を誘うのだそうです。そうそう、視力の左右差が激しい私、かつてコンタクトレンズを片目だけ装用していたときは、一方の裸眼の方だけでポロポロ泣いていました。泣くことは良くない事ではないけれど、あまりの刺激に目を開けていられず、片手に包丁を握りしめたまま浅い息をしながらキッチンでしばし不動のヒトになってしまいます。しかし!今ではいい解消グッズを得、作業を中断することもなくなりました。それは写真のサングラス。去年の秋に視力回復の手術をした直後しばらく使用していたもので、ゴーグルのように左右のこめかみまでを覆うタイプなので、立ち昇ってきたアリシンは私の目を通り過ぎてそのまま天井まで上っていってくれるのでしょう! でもこのアリシン(ニンニクやネギにも)、殺菌作用が強いので感染症の予防、食中毒の予防という私たちの味方でそうです。それにこの季節にはうれしい、疲労や食欲不振、夏バテなどに効果のあるビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝をよくする働きがあるとも言われています。そうと知ったからには、サングラスかけてせっせと玉ねぎ料理に挑む夏にしようっと!

さて今回は、フルーツたっぷりのお誕生日ケーキを作って!というリクエストにお応えしたケーキです。デコレーションケーキというと、なぜかついついイチゴ・・・となりがちですが、こうやっていろんなフルーツをいっぺんに味わえる方が私も実は好き・・。ただひとつ反省点は、スポンジケーキ(飾り付けをする前の、ケーキの台のこと)にたっぷり含ませたシロップ(通常、水と砂糖に少量の洋酒を加えたもの)の、洋酒含有率を大サービスしてしまったこと。お許しくださーい。